ウレタンニスをOSB板に塗る
OSB板でダイニングテーブルを作っている。
カットとヤスリがけがなんとなく終わってきたので、今度はニスがけ。
ダイニングテーブルとして使うのでニスがけは必須。口に入れても安全でかつ、水に強くなどなどの条件をもとに考えて以下のニスが良かったので使用。
DIY系で、ワトコオイルとこの水性ウレタンニスは結構鉄板かなと思っている。
ニス系のまとめはほかサイトでよくまとまっているのでそれを備忘録。
水性ニスと水性ウレタンニスの違い
ニスの塗り方
http://pirameko-diy.com/60_bookshelf_10/
で、このニス塗り。いちばん重要なのはニスを塗る前のヤスリがけ。これに尽きる。
どのような素材を使っているかによるけど、OSBを使ってみてこの点はかなり苦労した。というより失敗した。毛羽立ち感が出てしまう。ダイニングテーブルなので、直接肌が触れるから、あまり毛羽立ちがあるのは使っていて気持ちよくない。ただ、ある程度のサイズのOSBの板でヤスリがけを実践すると結構辛い。ホントはきっちりサンダーがけされたのものを買えばいいんだけど・・・
ということで、そんな失敗をした場合のカバー法。本当はきっちりと番目の粗いものから番目の細かいものへと段階を踏んでいってその後にニスがけするのが良い。
現在、板の表面がOSBの凸凹の上にウレタンニスの濃淡ができている状態。なので、この状態を修正する。ただ、OSBを平らに仕上げるのは労力が大きい。したがって、まずウレタンニスを2回がけし、ウレタンニスの膜とOSBの凸凹を合わせた状態で凸凹をなくしていく。
この方法を使う理由は、3つ。
- 家具を売るわけではなく家で使う
- ヤスリがけは粉が出るなど労力が大きい
- 水性ウレタンニスは高いがニス塗り自体は楽しい
家で使う
最大の理由は家具を売るわけではなく家で使うことに起因する。DIYの殆どがそうだと思うけど、基本的に自分で使うために使用するものを作るはず。今回のダイニングテーブルはまさにそれで、今後、生活の中心でガンガン使っていくものになる。毛羽立ちすぎて不快感が強ければだめだが、快適に使えるのであれば問題ないと思う。
確かに最初からきっちりしたものを使えるにこしたことはないけど、使える時間とか場所とか制約がある中でであればこういった考え方で良いと思う。
むしろ、家で使っている家具も色が剥げてきたとか傷がついたなどがあればちょっとしたことで補修や模様替えができる。家具を作りながら育てていくという感覚で作ったほうがDIYとしては気が楽。
ただ、気をつける必要があるのが、最終的な形にするときに天板と脚を固定する形での作りにしていると取り回しが大変になるので、そこがどうなるかは考えておいたほうが良い。
ヤスリがけは大変
DIYをやる中でいろいろと大変な項目はあるものの、ヤスリがけはかなり大変な部類に入ると思う。特にこの暑い時期、汗をかく環境だと舞い上がった粉塵が体についたりして結構汚れるのでそういう意味でも大変。
作業的にも結構重労働。確かにきっちりヤスリがけしたほうが肌触りも良いし、良い製品になると思う。だけど、そこだわりすぎると後工程も大変になるのである程度でよいはず。
もちろん余裕があるならきっちりするのは悪くない。ただ、少し手を抜いて完成を待つのも良いかなと。
ニス塗りは楽しい
楽しいかどうかは人によるだろうが、少なくともヤスリがけよりは楽というのは言える。
色が変わるタイプの塗料ならどんどん風合いが変わっていくし、そうでなくても見た目に変化が生まれるので精神的に楽。ヤスリがけは触ったときの風合いの違いはわかるんだけど、目に見える形の変化が少ないので、大型のものをしていると精神的に疲れる。ということで、「より良い仕上がり」というゴールを目指すのであればニス塗りで問題点をカバーするのも一手。