ミルクをあげる際に大変なのが冷やす作業。最近は液体のミルクもあって、温めるだけでいいとはいえ、日常的にはやはり量の調整もしやすい粉ミルク派という人は多いのではないかな。
粉ミルクを哺乳瓶に入れて100度近いお湯をいれて、それを流水に当てて冷ますというのはいいんだけど、200mlとか飲むようになってくると単純な熱量で計算しても結構大変。なので、昔理科の時間にならった表面積と放熱の関係を利用した哺乳瓶というのはいかがだろうか。冬場は水温も低いから冷めやすいけど、夏場になると水温も高めだからなかなか冷えないし、ここは科学の力を使った哺乳瓶を考えてみる。
デザイン的には至極シンプル。ワインを飲む人はワインの底を思い浮かべていただけると理解していただけるかと。最近はそうでもないやつも多いけど、ワインボトルの底は結構なくぼみがある。これを活用する。
ミルクをより冷めやすくするには放熱する面積を増やせばいい。つまり哺乳瓶をより放熱しやすい形状に変える→表面積を増やすといいわけだ。洗浄の観点からいけばあまり先端が細すぎるのも問題なので、コカコーラのペットボトルとワインのボトルの形状の組み合わせではどうだろうか。
絵の感じだと底の足の部分が洗いにくいのでここはもう少しカーブをなだらかにしてもいいかとは思う。理想的には内側ではなく表面にちょっと凸凹をつけることで更に放熱効果を高める。冷やし方は流水ではなくて、桶のようなものに水を張ってそこに入れるのを推奨。急ぐときは氷水。
thanks, very interesting 🙂